
長年務めた会社を辞め、フリーランスで放浪している時、Amazonで働く友人に誘われた事がありました。友人から言われた言葉は「お前は論理的すぎるから”ウチ”に向いているよ」と。
その後結局、他の企業にお世話になった訳なのですが、その時友人が紹介してくれた、AmazonのLeadership Principles(リーダーシップ論的なやつ)は当時とても共感できるものがありました。
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アマゾン: リーダーシッププリンシパル
今日はそんなAmazonが掲げるリーダーシップ論、Leadership Principlesの14項目の中から、比較的ツボだった言葉を一部抜粋してご紹介します。
先日紹介した「Googleが定めた良きマネージャーの条件」もそうですが、部下を指導する立場になったら、もしくは部下をもったけどいまいち自信が持てない。そんな方に是非読んで欲しい内容です。
※赤字の部分は私の方でマーキングしただけですのでAmazonの原文書式とは関係ありません。
Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。リーダーは長期的な視野で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
Think Big
狭い視野で考えてしまうと、大きな結果を得ることはできません。リーダーは大胆な方針と方向性をつくり、示すことによって成果を導きます。リーダーはお客様に貢献するために従来と異なる新たな視点をもち、あらゆる可能性を模索します。
Frugality
私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
Bias for Action
ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すこともできるため、大がかりな分析や検討を必要としません。計算されたリスクをとることも大切です。
かつて私を育ててくれた上司は、仕事を通し「私をキャリア育成し、生きるすべ」を教えてくれました。我々にはその先人が伝えてくれた無形財産を後世に伝える必要があると思うのです。
チームをまとめるのは辛く、孤独なときもあるかも知れませんが、あなたが本気で向き合えば、きっとメンバーにもその思いが伝わるハズです。
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